「ぶんがくの時間」~1年学年通信より④~

2022年4月28日

週に1回、文学の時間があります。今週の文学の授業は、昔話の読み聞かせでした。読み聞かせを聞いている1年生は、姿勢も良く、静かに聞いていて素晴らしかったです。
「昔話って知っている?」と聞くと、「桃太郎知ってる!」「浦島太郎は、寝る前にお母さんが読んでくれる。」などと言っていました。みんないろいろな昔話を知っているようでした。昔話や童話に限らず、子どもに絵本の読み聞かせをすると、自己肯定感や社会性を高めることが出来ます。
今回は、先生が「花さかじいさん」を読み聞かせしました。この物語は、花さかじいさんも隣の欲張りじいさんも同じ行動をしているのですが、行動するときの「気持ち」に大きな違いがあることが分かります。 1年生に読み聞かせが終わった時に、「どうだった?」と聞くと、「優しい気持ちでなにかすればいいんだね。」「悪いことを考えてたらだめなんだよ。」と言っていました。昔話や童話を聞くことで、人に優しくできたり、優しい心を持てたりと深い学びに繋がっていきます。ご家庭でもたくさんの昔話など、読み聞かせをしてみてください。