初等学校の学習
多様な表現を学ぶ
表現することを楽しむ
初等学校では、表現こそが個性を伸長する基と捉え、子ども一人ひとりの表現力を培うために、多様な活動を行っています。
低学年では、音楽の時間にはリトミック的な遊びで、体育の時間には音楽に合わせて体を動かしたり、伝承遊びをしたりして表現遊びを楽しみます。「そうごうの時間」には、表現あそびコーナーで返信遊びやゲームを楽しんだり、友達と一緒に考えた表現を楽しんだりします。
「劇の時間」で学ぶ
3、4年生では、毎週行う「劇の時間」に、設定されたテーマについてグループの友達と話し合い、短時間で内容や配役を決めて劇を作って発表します。お互いの劇を見合い、それぞれのよさを認め合う中で表現のスキルも少しずつ身に付けていきます。
また、友達の思いを汲み取ったり、自己主張したりすることを通して、表現する楽しさを味わうとともにコミュニケーションの力もつけていきます。
舞台発表会で成長する
2学期には、区民ホールで舞台発表会を行います。初等学校全児童と6年生が舞台に立ち、劇や合唱や和太鼓の発表をします。仲間と協力し合い、練習を積み重ねてきた集大成を披露します。
表現活動は子どもの心を開放し、子どもの“とんぼっ子”らしさを伸ばします。友達と一つの劇を創り上げることに力と心を合わせ、一人ひとりが劇作りに本気で取り組む中で強い友達とのきずなが生まれていきます。