初等学校の学習
学習書を使った個別学習
一人ひとりの学びに寄り添う

一人ひとりの子の発達や理解の進み具合に合わせ、今もっている力を最大限に発揮できるように教師が指導・支援していきます。知識の教え込みではなく自分のペースで学び、ときには発達を待って無理なく進められるようにしていきます。教師は子どもの後ろから一人ひとりの学習を確かめ、指導します。特に1年生では六角形の机を使い、教師が座っている子供の後ろから一人ひとりと言葉を交わしながら指導します。子どもの学習の様子も分かり、指導の効果が上がります。子どももグループの友達とお互いに刺激し合い、助け合いながら学んでいます。
独自の学習書でそれぞれのペースを大切に

個別学習を行うために、初等学校では独自の学習書を作成、使用しています。低学年では「ひらがなれんしゅうちょう」「かきかたれんしゅうちょう」「かんじれんしゅうちょう」、全学年では「清明の算数」に取り組みます。そのほかにも教師が作成したプリントや私立小学校の算数研究部で作成した「私学問題集」などを使い、それぞれの習得の度合いに応じて学習を進めていきます。