清明幼稚園園長 濱野 道子

清明幼稚園園長 濱野 道子

清明幼稚園は、昭和8年の開園以来、保育の根底となっている「子どもが主役で、子どもに寄り添う保育」という創立者の信条を受け継ぎ、さらに、新しい風(満3歳児保育・2歳児保育など)を吹き込みながら現在に至っています。
子どもの発達や成長は、生まれ持った性格に、親子関係、生活年齢、生活環境など、子どもを取り巻くすべてから影響を受けています。その個々の成長に向き合った保育を実践できるよう、活動を行う期間を時間単位ではなく、日数単位で設定し、やってみたいという気持ちを引き出し、決して、保育者の意図する展開を押しつけないよう配慮しています。また、担任が活動を進める一方で、他の保育者が活動を終えた子どもを見ていき、担任がじっくりと一対一で向き合うことができるようにしています。
子どもに寄り添う保育は、時間もかかり、根気もいりますが、やってみたいという気持ちをもって、活動に取り組むことが、子ども本来の力を引き出し、素直に楽しかったと感じ、次への意欲につながっていくと考えています。
また、常に、話したいことがあふれている子どもの声に耳を傾け、気持ちを受け止めること…それが、見守られているという安心感を生み、集団の中でも、自分を発揮できる力となっていくと考えています。

清明学園 初等学校校長 横山 豊治

清明学園 初等学校校長 横山 豊治

創立者の言葉『子どもと共に生き、子どもを生かし、子どもを通して生きる。』という理念のもと、常に学校生活の中心に子どもをおき、すべての学習、行事で子どもが生かされていることを問い、教師自らが子どもを通して生きるという姿勢を持ち続けている学校です。
子どもの成長は切れ目がありません。子どもはよく育ちたいという心を持ち、一人ひとりが可能性を持って成長し続けています。その成長発達を見守り、どんな教育が最も子どもの力を伸ばすのかを研究し、実践しています。
一人ひとりみんな違っていいとの思いで、子どもの存在を認め、その子のありのままの姿を尊重しながら、教師は子どもに寄り添う姿勢でいます。
《早生まれの子どもも安心》発達を理解したうえで進められる教育は、違いを認め、今のその子の力を信じて進められています。

清明学園 中学校校長 鈴木 敏弘

清明学園 中学校校長 鈴木 敏弘

『共に育つ』子どもに寄り添いながら 中等部は、初等部で明るくのびのびと個性豊かに成長してきたとんぼっこが迎える集大成の四年間です。そしてこの四年間を大きく二つに分けて目標を定めています。前半を、自発学習と基礎的生活習慣の確立の時期と考えています。後半は、一人ひとりの目標に沿った受験学習の確立と、行事など諸活動を通じての人間力育成の時期と考えています。 高等学校を併設していない清明学園は、全員が高校受験へと向かい合います。しかし、決して受験だけに縛られた生活をするわけではありません。生徒と教師が、授業やクラブ、行事等の活動を通して、共に考え、共に悩み、共に励まし合いながら、目標に向かって進んでいく学園です。卒業時には、子どもたち一人ひとりが自分の考えをしっかりと持ちながらも、仲間の言葉に耳を傾け、仲間の心の声を感じ取れる力を身につけます。 子どもの力を信じて、保護者も教師も『共に育つ』喜びを分かち合える学園です。