創立者の志である「義務教育の改善」を念頭に置き、9か年一貫教育を行っています。
“個性を生かす”教育という教育理念に立ち、個別学習を通して、望ましい生活習慣の確立、能率の高い教育を学園教育の指針としています。
子どもの発達段階を考慮して、9年間を3つの時期に分けて、それぞれの時期に大切にしたい内容に重点をおいた教育を行っています。
幼稚園では、幼児教育の原点を検討し合い、豊かな感性や感情、言語の獲得や想像力の育ちを育む教育を目指しています。初等部1・2年生では、精神的な発達を学童期前にあるととらえ、一人ひとりの善く育とうとする力を生かした教育を展開しています。豊かな感性や旺盛な知的好奇心、全身を使って学ぶ行動力などを「低学年総合学習」などを通して育てています。
学童期に入った児童は社会性が育ち、言語力や知的好奇心が急速に伸びてきます。第1教育期で育った意志力や追求心、知識欲や検証欲、想像力や創造力などの芽を大事にしながら、基礎学力の充実と望ましい生活習慣の確立、良好な友達関係の構築を支えます。
自ら目標を立て、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神、自学する方法や態度、正義感や愛校心、友情など美しい情緒の育成など、豊かな人格の形成に力を入れています。高等学校受験では生徒の主体的な進路選択が可能になります。生徒の意思を生かしながら、高等学校についての情報の収集や分析を行い、保護者や教師の援助のもと、早期に志望校を決定します。能率のよい受験指導によって、目標の達成を目指します。